最近、エステ業界でよく耳にするようになったのがタラソテラピーという言葉です。知ってますか??女性の方なら一度は耳にしたことがあるかもしれませんね。
簡単に言っちゃうと、海の力を利用してリラックスし、心も身体もきれいになるというエステ療法のことを指すんですよ。
ん〜例えば、よく、海辺を散歩したり、潮風を吸い込んだりすると心が安らぐことってないですか?あとは、海で泳いだりした後は心地よい疲れがやってきて、深く心地よい眠りが・・・・ふぁぁ〜〜・・・ってこととか(笑)
これこそが、海水に秘められたパワーの結果っていうことなんですよ!!
海水には人間の細胞の働きを活性化させるミネラルやイオンなど様々な成分がたっぷり含まれています。それらの成分が皮膚を通して体内に入り込み、私達の細胞に働きかけてくれます。
また海水は、「海水は生命の培養液である」と唱えた学者がいるくらい、私達の身体の60%を形成すると言われている体液の成分と限りなく類似する成分なんだって。
つまり、生まれる前に私達がいた羊水の組成とも類似するっていうワケですね。だから、海水というのは私達人間にとって心地よい気分にさせてくれる水となるのです
タラソテラピーに話を戻してみると、タラソテラピーとはギリシャ語の海(タラサ)と治療(テラピー)という言葉の造語で、1867年にフランス人医師、ボナルディエールによって名付けられました。
その名の通り、海水や海の空気、海洋資源を利用して健康や美のために施される海洋治療のことを指します。
その歴史はすんごく古くて、紀元前にまでさかのぼる歴史を持っているそうです。昔から海というものが大切にされていたという証明にもなりますね。
発祥の地はフランスと言われています。特にフランス北西部のブルターニュ地方では、潮の満ち引きの差が激しい地形で有名で、身体に有効な栄養素を豊富に含んだ海藻が採れることで知られています。
その様な良質の海藻や海水・海泥を使って、治療を行ったのが始まりだといわれてるんですねぇ〜。だからフランスには、タラソテラピー施設がたくさん立地しています。
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