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入浴剤の効果

あなたは家でお風呂に入るときに入浴剤を使っていますか??入浴剤なんて、お風呂のお湯に色をつけるだけでしょ、なんて思っていませんか?

入浴剤は、ただ色や香りをつけるだけではなく、入浴そのものによって得られる温浴効果(身体を温める、痛みを和らげるなど)と清浄効果(汚れを落とす、皮膚を清浄にするなど)を高めるという役目があります。

でも、温泉宿などに行った時には、その効能や効果を肌で感じますが、なかなか自宅のお風呂となるとその効果を実感することは少ないかもしれませんね。

しかし、入浴剤の効果は科学的にもしっかりと認められていることなんです。サーモグラフィーで比べると一目瞭然なんです。


淡水浴入浴剤浴
入浴剤 入浴剤
参考:日本浴用剤工業会


これは、41℃のお風呂に5分間入浴し、浴後20分の体温をサーモグラフィーで測定した結果です。

これこそ一目瞭然ですね。入浴剤を入れるだけでも保温効果が長続きすることが証明されています。

ただの入浴剤といって甘く見てはいけないということでしょう!


入浴剤には大きく分けて6種類に分類することが出来ます。それぞれに効能・効果があり日々の疲れを癒す助けを促進してくれます。

その6種類の入浴剤を紹介してみたいと思います。


1.無機塩類型入浴剤

(硫酸ナトリウム、硫酸マグネシウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸カルシウム、塩化ナトリウム、等を主成分とするもので、剤型的には粉末、顆粒が多い)

この種の入浴剤の効果は、塩類が皮膚の表面の蛋白質と結合して膜を形成し、この膜が身体の熱の放散を防ぐために、入浴後の保温効果が高く湯冷めしにくいということです。

特に硫酸ナトリウム(芒硝)は皮下組織の賦活作用、修復作用があり、アセモ、ヒビ、アカギレ等の予防に効果があります。

又炭酸水素ナトリウム(重曹)は石鹸と同じように皮膚の脂肪や汗腺にある脂肪の汚れを乳化し、清浄効果を有しています。

最近各地の温泉地名をつけた商品が売っていますが、基本的にはこのタイプに属するものが多く、各地の温泉の成分を応用し、香りや色等で温泉気分のリラックス感を引き出しています。



無機塩類が効果を発揮する入浴剤
バスクリン森の香り

無機塩類の代表的な効果・効能である血行を促すタイプの入浴剤。
冷え性の人には入浴後もポカポカ温まる効果があるためおすすめです。





2.炭酸ガス系入浴剤

(炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム等とコハク酸、フマル酸、リンゴ酸等を組み合わせたもので、剤型的には錠剤)

このタイプは炭酸ガスの血管拡張作用を有効利用したものです。

湯に溶けた炭酸ガスは皮膚吸収により容易に皮下内に入り、直接血管の筋肉へ働きかけ血管を拡げます。血管が拡がると末梢血管の抵抗が弱まるので血圧が下がり、血流量が増えます。

その結果全身の新陳代謝が促進され、疲れや痛み等が回復します。同時に温かい湯に入っているならば血液が体表面の熱を全身へと運び、身体の芯まで温まることになります。

なお皮下内に入った炭酸ガスは、肺から呼吸によって体外へ出されますので、身体の中に蓄積するようなことはありません。



炭酸ガスが効果を発揮する入浴剤
花王 : バブ EX 肩こり腰痛用

炭酸ガス入浴剤といえば「バブ」ですね。炭酸ガスの効果を一番感じることが出来る入浴剤だと思います。





3.薬用植物系入浴剤
(センキュウ、トウキ、ボウフウ、チンピ、カミツレ、ハッカ葉等の生薬を配合しており、生薬をそのまま刻んだもの、生薬のエキスを取り出して他の成分と組み合せたもの等種類は色々)

このタイプの効果は生薬の種類によって異なりますが、生薬に含まれている化学成分の働きと、独特な香りの働きからなりたっています。

生薬はそれぞれ長い歴史の中から生まれ、その効果は医療薬として、日本ばかりでなく欧米でも高く評価されています。また入浴剤に応用した場合にも血行促進効果や湯冷め防止効果等が認められており、そのメカニズムについて最近盛んに研究がなされ、徐々に解明されつつあります。

もう1つの効果『香り』については、生薬に限らず最近“アロマテラピー(芳香療法)”が注目され、研究の対象になっています。香りによるリラックス効果は脳波や心拍数等の測定により証明されつつあり、今後の研究成果が待たれるところです。



薬用植物系が効果を発揮する入浴剤
ツムラのくすり湯 バスハーブ 650mL【★☆★ケンコージョイ★☆★】 ツムラのくすり湯 バスハーブ 

薬の抽出エキスを有効成分とした液体タイプの薬湯です。
トウキ・センキュウ・ハマボウフウ・チンピ・ハッカ・カミツレ 成分が抽出エキスとして配合されています。





4.酵素系入浴剤

(蛋白質分解酵素、パパイン、パンクレアチン等の酵素を配合したもので、無機塩類と組み合わせて使うことが多い)

酵素は医薬品の消化剤や洗浄剤等によく利用されますが、人間はもちろん、微生物や植物などの生物の体の中で作られ、蛋白質や脂肪、澱粉等を分解して消化や洗浄を助ける効果をもっています。

入浴剤に酵素を配合する目的は、皮膚に無理な刺激を与えずに清浄にし、他の成分と一緒に入浴効果を高めることにあります。

人の皮膚表面の角質層は、外界の温度や刺激等から体を保護する働きを持っていますが、外界環境のチリや埃が皮膚表面で絡まって毛穴や皮膚の溝の中に入り込み、落ちにくい汚れとなっていることがあります。

酵素はこのような汚れに特異的に作用して、汚れを小さくしたり別の形に変えたりして洗い流し易くします。その結果、浴後は清潔で滑らかな使用感をもたらします



酵素が効果を発揮する入浴剤
ゆらっくすWhite【みどり】 ゆらっくすWhite  

酵素成分としてパパインが配合されいる入浴剤です。
角質や汚れを落とすだけではなく、体臭まで軽減してくれます。





5.清涼系入浴剤

(メントール、炭酸水素ナトリウム、硫酸アルミニウムカリウム等を配合したもので、剤型的には液体、粉末、顆粒が多い)

このタイプは、夏の入浴を快適にするためのもので、主にメントールを配合して冷感を付与させたものや、炭酸水素ナトリウム、硫酸アルミニウムカリウムを配合し入浴後の肌をサッパリさせたものがあります。

また、お湯の色は青色を基調にしたものが多く、視覚的にも爽快感を付与しています。



清涼系が効果を発揮する入浴剤
あんかけ湯 ハッカの香り (450gボトル)【株式会社ヴァンベル】 あんかけ湯 ハッカの香り 

あんかけ湯の由来は、湯船に溶かすと「とろ〜り」とするところから来ているそうです。
そのため、清涼感が肌にまとわりつく効果があるので、クールな清涼感が持続して味わうことが出来ます。





6.スキンケア系入浴剤

(セラミド、コレステリルエステル、米胚芽油、エステル油、スクワラン、ホホバ油、ミネラルオイル、米発酵エキス等の保湿成分を主に配合したもので、剤型的には、液体が多い)

このタイプは、保湿成分が入浴中に皮膚に吸着浸透し、スキンケアを行うものです。

特に冬の乾燥時は、入浴後過度に角層中の水分が失われ、お肌のかさつきが起こりやすくなっており、入浴剤によるスキンケアが重要となります。

また入浴で膨潤したお肌は、保湿剤等の薬効剤が浸透し易い状態になっているため、保湿成分が肌の表面に吸着するだけではなく、角層内部にまで浸透していきます

その結果、入浴後はお肌がしっとり、すべすべになります。



スキンケアが効果を発揮する入浴剤
バス【■アトピー向け抗酸化スキンケア■リガフィーユゥ化粧品】 さら湯の刺激を抑えるバスソルト 

入浴剤に含まれているミネラル複合体で、水道水のカルキを中和して刺激の少ないお湯にしてくれます。
また、その成分が血行と肌の新陳代謝を促して、お肌の健康を保ってくれます。




このように入浴剤には種類があり、それぞれで効能が変わってきます。それぞれの効果・効能を知ることであなたにあった入浴剤をチョイスしてより有意義な入浴タイムをお過ごしください。





参考サイト:日本浴用剤工業会

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