1. 海の生物には触らないこと!
海の中に潜っていろいろな物を見ると、どうしても好奇心が旺盛になってしまいますよね。だからといってうかつに手を出してはいけません。
サンゴにしても、魚にしても、その他いろいろな生物が海の中には住んでいますが、これらの海の生物には決して触ってはいけませんよ。
なんで?って?それにはちゃんと理由があるんです。
まず第一に環境的な観点からという理由があります。
サンゴや海の生物の生き物は陸に住む動物達とは違って、非常にデリケートなんです。なので、ちょっとだけ・・・なんて思って触れただけでも海の生物に多大な影響を与えてしまう危険性があります。
特にサンゴは見た目は石みたいに見えるので油断をしがちですが、これも産卵するなど立派な生物です。触ることはもちろん、フィンで蹴って折ってしまわないように細心の注意を払いましょう。
もう一点あげるとするならば、触ると危険な生物が海にはいっぱいいるっていうことです。
触ると危険=毒をもっているということですね。いくつか有名な生物を紹介します。
●オニダルマオコゼ
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石のようにじっとしていて気づかないことが多いですが、背ビレや腹ビレ、尻ビレに猛毒があります。とぼけたような顔をしているんですが、その毒は非常に強烈で死亡事例もあるほどです。 |
●ミノカサゴ
画像ダイバーのための海水魚図鑑
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とってもきれいなヒレを優々となびかせて泳ぐミノカサゴ。思わず捕まえてしまいたくなるような美しさなんですが、これが触ったら一大事!!岩陰に潜んでいることが多いので、そういう場所にはむやみに手を入れてはいけません。 |
●オニヒトデ画像ダイバーのための海水魚図鑑 |
サンゴを食べてしまうという悪名の高いオニヒトデですが、猛毒を持っていることでも非常に有名です。深めの場所に生息しているというイメージを持たれることが多いみたいなんですけど、伊豆など水深10メートルよりも浅いところにも多く生息しているので注意が必要です。 |
ミノカサゴ、オニヒトデ画像は:ダイバーのための海水魚図鑑管理人様に許可を得て掲載してます。
しかしどの生物も自分から突っ込んでくるようなことはありません。なので、自分が注意して触れないようにすれば回避することが出来るので怪我をしないようにしっかり注意しましょう!
海の中の危険な生物についての著書を紹介しておきます。いろいろな海の生物についての知識を得ることで、もっともっと海の中が楽しくなると思います。
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